【影師 / KAGESHI】幻想的な世界の紅葉ライトアップ「大田黒公園」

こんにちは、shunsukeです。
先日ご紹介した東京都杉並区、荻窪にある【 大田黒公園 】。
昼間の景観をご紹介したましたが、
こちらでは秋に紅葉のライトアップを実施しています。

こじんまりとした空間の中で織り成す幻想的なライトアップ空間。

今日はそんな【大田黒公園紅葉のライトアップ】についてご紹介します。

目次

見どころ満載の【大田黒公園】って?

2020年大田黒公園紅葉のライトアップ「銀杏並木」

「大田黒公園(おおたぐろこうえん)」は
JR・東京メトロ丸の内線の荻窪駅南口から歩いて10分ほどのところにある。

大田黒元雄氏の屋敷跡を杉並区が日本庭園として整備し、
昭和56年10月1日に開園した歴史情緒あふれる公園です。

そんな素敵な庭園で毎年秋に開催されているライトアップ。

2020年は11月27日(金)~12月7日(日)まで開催されていました。

実は私、こちらのライトアップを毎年デザインから施工監修までを行っています。

ライトアップとは?

中門から銀杏並木を撮影

ライトアップとは、夜間に歴史的建造物、日本庭園、橋、タワー、
樹木などを投光器や屋外用照明器具機器などを用いて照明することで夜間景観を演出するもの。

照明を当て,昼間とは違った表情、陰影を意識した演出すること。
一般には街の活性化の手段として行われることが多いです。

見どころ満載の【大田黒公園】ライトアップ紹介

竹明かりの演出とカエデの影を演出

竹灯籠とカエデの影で演出

建物の壁を使って灯篭とカエデの「影絵」を演出

毎年好評の万両の「影絵」

私の照明演出で欠かせないもの、それは「影絵」です。
毎年好評を頂いています。

仕事柄、いろいろな個所のライトアップを見に行きますが、
一般的なライトアップでは見られない演出です。

ここまで綺麗に「影」を出すには、照明機材の選定や、
葉っぱと照明機材の位置や距離がとても重要になってきます。

下流の池の映り込み

下流の池から撮影した映り込み重視した演出

吸い込まれそうになる演出

メインスポット

大田黒公園紅葉のライトアップのメインスポット、
下流の池に映り込んだ照明演出。

毎年一番お客様が溜まるスポットとして有名な個所です。

昼間は池の水を流していますが、夜間はその水の流れを止め、
静まり返ったような鏡に。

吸い込まれるような綺麗さ、
奥ゆかしさ、儚さを演出しています。

毎年違った演出場所

毎年違った演出をして、2020年は和傘を追加してみました。

和傘に仕込んでいる照明器具は、ゆらぎを演出してくれるもの。
火の光に近づけておりますので、とても自然なゆらぎを演出してくれます。

このようにこじんまりとした空間の中で纏まった演出をしています。
見どころも沢山あるライトアップになってりますので、
まだ見られた事ない方は来年ぜひ足を運んで実際に感じて頂きたい空間です。

さいごに

2018年演出の竹灯籠

いかがでしたでしょうか?
とても魅力たくさんの大田黒公園紅葉のライトアップ。

毎年違った角度で演出を少しずつ変更して、
お客様が毎年来ても飽きない演出をしています。

たくさんのお客様に笑顔と感動、
来てよかったと思ってもらえるライトアップを演出できるよう努めていきます。

ぜひ来年も足を運んで頂けたら嬉しい限りです。

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